SAPのフリーランスエンジニアの求人にはどのようなものがあるか調査しました! 2019.10.09
あまり聞きなれない「SAP」という言葉ですが、フリーランスエンジニア向けの案件にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、SAPの概要や特徴、実際にフリーランス案件紹介エージェントに掲載されている案件・求人と併せてみていきたいと思います。
SAP案件・求人
ではさっそく、SAPの案件にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
SAP案件の種類
実際に「レバテックフリーランス」に公開掲載されている案件・求人を実際に見ていきたいと思います。
- SAPシステムエンジニア/パッケージベンダ/ソフトウェア
- SAP ERPエンジニア 給与:(年俸制)4,700,000円~6,750,000円
- 【SAP】運用保守支援案件・求人
給与:230,000円~(ひと月)
応募資格:ABAP開発経験のある方
仕事内容:SAP社のERPパッケージの販売、購買、生産管理、会計、人事、給与などをベースに、基幹業務システムの要件定義から開発、運用、保守
応募資格:SAP ABAP開発経験
仕事内容:SAP ERPの主にSD/MMにおけるシステム設計、開発、調査作業
給与:~800,000円(ひと月)
契約形態:フリーランス(業務委託)
職種・ポジション:SAPコンサルタント
職務内容:SAP運用サポート、ABAPコーディング
求められるスキル:SAP運用保守経験5年以上 など
以上がSAPの実際に掲載されている案件のご紹介でした。
→SAP案件検索はこちらから
SAPエンジニアのこれからの展望
SAPエンジニア需要や、これからの動向についても、案件を探す際、フリーランスに転向しようと検討中の方には気になるところですよね。
ではさっそくSAPエンジニのこれからを紐解いていきましょう。
SAPシステムの1番の特徴は、やはり、そのシェア率にあるといえます。グローバルな言語での開発や管理が可能になっている点もおおきな魅力のひとつです。
これから、日本の企業でも海外に進出していく企業もどんどん増えていきます。このグローバル化の流れの際し、SAPを新たに導入する企業も多くあるのではないでしょうか。
そのほかにも、海外企業とのやり取りなど。SAPが扱えるというスキルはとても大きな強みになるといえます。
技術力と英語などの語学力も同時に問われるツールなので、その需要やシステムエンジニアの希少性、導入率の高さからいえる需要もあります。SAPシステムエンジニアはこれからも安泰といってもいいでしょう。
SAPの概要
もう既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ここで最後にSAPについて解説していきたいと思います。
SAPとは、SAP社が開発した、大規模なシステムや業務システムなどのコンサルティング業務で利用されるERPソフトウェアです。
ERPパッケージとは、企業の業務を統合して一括管理するソフトウェアのことを指します。
SAPはシェア率も高く、導入している企業も多くあり、その信頼性は高いと言っていいでしょう。
SAPの各モジュールについて
SAPはモジュール(部門)に分かれてデータを管理しています。そのため圧倒的に業務の効率化が図れます。
では、実際に各モジュールの特徴について見ていきましょう。
- ロジスティックモジュール
ロジスティックモジュールでは、「販売管理」と「在庫管理」を担当します。
販売管理モジュールでは、その名前の通り、販売活動を管理します。
これによって、販売データの入力をおこなうことが必要なくなり、かなり業務効率が高まります。
また、各部門への情報の引継ぎも自動的におこなわれるので、ここでも業務が効率化され、生産性がアップします。
在庫管理モジュールでは、購買活動の管理をします。
扱う品目や商品の部門表は季節や時期によっても変動することがあるので人間の手作業では誤入力が起きることがあります。
しかし、この販売管理モジュールで、データ入力をする必要がなくなり棚卸しなどの作業がぐんと効率化されます。
会計モジュールでは、「管理会計」と「財務会計」をおこなっています。
管理会計では、内部会計モジュールを司っています。企業全体の最適化や調整を目的とされています。
財務会計では、反対に外部会計モジュールを担当しています。
ほかのモジュールで発生した財務データを集約して管理する役割です。
そのため、Excelなど表計算のソフトにデータを入力する必要がないので、そこに割かれる人件費・時間的なコストの削減になっています。
ここでは、人事管理のみをしています。
採用から退職まで、部署異動や勤務時間の変更も一元を管理しています。
このようなデータもExcelに入力が必要なものですが、SAPを導入することで人事にかかわる人件費・時間コストまでも削減することが可能です。
これにより、ヒト、モノ、カネ、で考える必要があるリソースの計画、それの沿ったオーダーなどの日時も最適化し、圧倒的なリードタイムの短縮に繋がります。
以上が、SAPの各モジュールの解説でした。
まとめ
SAPは世界各国で多くの企業が導入しているシステムです。
その利便性、保守性、信頼性などの観点からみてもこれからも需要はあり続けるでしょう。
ぜひこの機に、SAP ERPのスキル習得を検討されていた方、少しでも興味をお持ちになった方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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