COBOL案件の気になる相場単価はどのくらい?

COBOL案件の気になる相場単価はどのくらい?

プログラミング言語のなかでも古くからあるCOBOL。

昔からあるプログラミング言語にも関わらず未だにCOBOLのエンジニアの需要は落ちていません!

今回は、COBOLの「相場単価・求人相場」「実際の案件」「実務経験ごとの月収」などなど、一緒に見ていきましょう。

COBOL案件の単価・求人相場

一昔前に活躍したプログラミング言語COBOL。

COBOLを扱える方はもうすでに現場経験が長いのではないでしょうか?

現在でも、汎用機のプログラミング言語で使われていますがCOBOLを使って新しいものの設計・開発の機会は減ってきているのでは?

実際には、COBOL案件の単価・求人相場はどうなっているのか一緒に見ていきましょう。

COBOL案件の単価は40~60万円/月

案件の内容、個人のスキル、実務経験年数によってもちろん月の単価は変わってきますが、現在のCOBOLエンジニアの月の単価は40~60万/月が相場となっています。

また、COBOLというプログラミング言語が古いため、実務経験年数が長い人が数多くいます。

そのため、実務経験年数が月の単価をもっとも左右する要素になります。

実際のCOBOL案件の例

では、次に実際にあるCOBOL案件で、月の単価、職務内容、必要なスキルを見ていきましょう。


  • システムのパッケージ開発

    給与:40万~45万/月

    職務内容:物流系、人材派遣システムのパッケージ開発。主にCOBOLを使った日立汎用機の運用。PGとしての参画。

    必須スキル:日立系汎用機のCOBOLでの開発経験。


  • COBPLを使用したアプリの設計及び開発
  • 給与:33~66万/月

    職務内容:銀行の経営管理システム、融資統合システム等の開発。

    必須スキル:COBOL言語での開発実務経験3か月以上。


  • 富士通COBOLの開発

    給与:40~43万/月

    職務内容:クレジット業務の債権管理システムの開発・運用。

    必須スキル:クレジット業務の債権管理システムの開発経験。富士通汎用機、MSP、YPS-COBOL。


実際にある企業の案件を紹介しました。

他のスキルよりもその業務を一度経験しているか。実務経験の期間の長さが必須スキルになります。

他の言語よりも歴史が長いため実務経験の期間の長さが必要とされていますね。

是非、この機会にフリーランスでご活躍されてみてはいかがですか?

COBOLの実務経験ごとの月の単価

COBOLでは、実務経験の期間がどのくらい月の単価に影響を及ぼしているか?

実務経験年数ごとの月の単価の推移を一緒に見ていきましょう。

1年間の実務経験でプラス10万

  • 実務経験年数1年未満
  • 22~30万/月(週5常駐の場合)

  • 実務経験年数1年
  • 30~40万/月(週5常駐の場合)

  • 実務経験年数2年
  • 35~45万/月(週5常駐の場合)

  • 実務経験年数3年
  • 40~55万/月(週5常駐の場合)

  • 実務経験年数4年
  • 60万~70万/月(週5常駐の場合)

  • 実務経験年数5年以上
  • 75万~100万/月(週5常駐の場合)


実務経験年数ごとの月収の推移を見ていただきました。

COBOLでは、実務経験年数が上がれば上がる程月収がかなり上がっていくことが分かりますね。

特に実務経験年数が4年を超えてから、他のプログラミング言語と比べても高いと言える水準の単価になっています。

実務経験が大切

他のプログラミング言語でも言えることかもしれませんが、「年齢不問」という文字が数多く目立ちました。

いかに現場で理解度のある仕事が出来るかが肝と言えます。

COBOLは、スキルよりも、現場での経験年数が最も大事と言えます。

また、汎用機の開発、運用の案件が数多くあったので、様々な汎用機に携わってきた人は、多岐にわたって活躍できそうです。

COBOLの将来性は?

COBOLの今後を考察してみました!

COBOLが使えるエンジニアはチャンス!

COBOLは古くからあるプログラミング言語ですので、エンジニアの年齢層は高めです。

若者が、今から、古い言語であるCOBOLをあえて学ぶ人は数多くいません。

だからこそ、COBOLのスキルを持っている人は良い案件をとるチャンスです。

例えば、COBOLで稼働しているモノを他の言語にするときに、「COBOLのコードを読める人」が必要になってきます。

COBOLを使える人がいなくなればなるほどこれから需要が高まっていくでしょう。

COBOLを使った実務経験があるひとはチャンスと言えます。

他のスキルもあれば高収入が見込める

他の言語でも言えることかもしれませんが、COBOLだけではなく他のスキルもあると高単価な案件にめぐり合える可能性が高まります。

ドキュメント作成や、マネジメントスキル等のスキルがあれば、案件の単価があがるものもあります。

まとめ

ここまでCOBOLの単価、実際のCOBOL案件の求人などを見てきました。

古いプログラミング言語でありながら未だにCOBOLの需要は衰えていません。

ぜひこの機会にCOBOLのスキルや知見をみにつけてみてはどうですか。

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