サーバーエンジニアのキャリアパスって?キャリア設計に必要な知識を解説します 2020.08.03
サーバーエンジニアのキャリアパスは、多種多様です。
業務の特性上、様々な選択肢を手にすることができます。
このページでは、サーバーエンジニアのキャリアパスについて解説しています。
サーバーエンジニアになりたい人、サーバーエンジニアとしての将来を考えている人は必見の内容です!
サーバーエンジニアのキャリアパスの始め方
サーバーエンジニアのキャリアパスの始め方は3通りです。
- 未経験から始める
- 異業種から転職する
- 他のエンジニア職から転職する
サーバーエンジニアは、幅広く門戸が開かれている職種です。
そのため、未経験者や異業種からの転身も難しいことではありません。
そのため、サーバーエンジニアとしてのキャリアパスはもちろん、エンジニア職全体としてのキャリアパスを始めるのにももってこいなのです。
サーバーエンジニアは未経験からでも始められる
サーバーエンジニアは、未経験からでも始めることができる職種です。
IT未経験者でも、ある程度勉強をしてスキルを身につければ、サーバーエンジニアとして活躍することができます。
未経験からサーバーエンジニアとしてのキャリアパスをスタートさせるのであれば、まずはサーバーの監視や運用業務を中心に経験を積んでいくと良いでしょう。
ある程度の経験を積んだらサーバーの設計、構築、運用・保守という風に段階を踏みます。
サーバーエンジニアの業務全般を経験したら、キャリアパスにおける次のステップを見据えることができます。
サーバーエンジニアは異業種からの転職も多い
サーバーエンジニアという職種は、異業種からの転職が多いことも特徴の一つです。
IT業界とは全く無関係の業種からの転職もあります。
エンジニア職へのキャリアパスの入り口としてサーバーエンジニアを選部人が多いのも特徴です。
他のエンジニア職からの転職もある
他のエンジニア職からサーバーエンジニアへのジョブチェンジをするパターンもあります。
サーバーエンジニアの仕事内容は幅広いエンジニア職に通じるものがあるため、比較的ジョブチェンジが容易なのです。
サーバーエンジニアのキャリアパスの始め方として、他のエンジニア職からのジョブチェンジもあるということを頭に入れておきましょう。
サーバーエンジニアのキャリアパス①:マネージャーになる
1つ目のサーバーエンジニアのキャリアパスは、サーバーエンジニアの経験を経てからマネージャー(管理職)になるというルートです。
サーバーエンジニアは一人ではなく、プロジェクトの一員としてサーバー開発をおこなうことがほとんどです。
そのため、プロジェクトメンバーとしてある程度の経験を積んだら、プロジェクトをマネジメントするという選択肢が選べます。
このキャリアパスの職種としては、プロジェクトマネージャーへの転身が一般的です。
サーバーエンジニアからプロジェクトマネージャーになることで、専門的な知識を武器にプロジェクト運営ができることが強みになります。
プロジェクトマネージャー
サーバーエンジニアからマネージャーになるキャリアパスで転身できるのが、プロジェクトマネージャーです。
プロジェクトマネージャーはスケジュールや予算・人員の管理などをおこない、プロジェクトを成功させるために最善を尽くす仕事です。
場合によっては規模の大きいプロジェクトを管理することも有るため、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルが求められます。
また、サーバー管理ができるプロジェクトマネージャーは少ないのが現状です。
そのため、サーバーエンジニアからプロジェクトマネージャーというキャリアパスを歩めば、市場的に希少価値の高い人材になれることは確実です。
サーバーエンジニアのキャリアパス②:スペシャリストになる
2つ目のキャリアパスとして挙げられるのが、スペシャリストになるというルートです。
スペシャリストは、サーバーに関する知識とスキルを高い水準で持ち、サーバーの設計から運用に至るまでをおこなう職種です。
スペシャリストという名前のとおり、幅広いサーバー開発に対応できるスキルを身につける必要があります。
このキャリアパスを選ぶと、企業にとってなくてはならない存在になることができます。
「サーバー開発ならこの人」というレベルにまで自分を持っていくことができれば、安定した収入にも繋がります。
サーバーエンジニアのキャリアパス③:他の専門分野へのジョブチェンジをする
3つ目のサーバーエンジニアのキャリアパスは、他の専門分野へのジョブチェンジです。
エンジニア職は、サーバーエンジニアだけがすべてではありません。
サーバーエンジニの仕事内容は専門的であると同時に範囲の広いものであるため、
- ネットワークエンジニア
- データベースエンジニア
- セキュリティエンジニア
- ITコンサルタント
- インフラエンジニア
などに転身することが可能です。
もちろんこれらの職種を続けながら、サーバーエンジニアとしての仕事をすることも可能です。
一度培ったサーバーエンジニアのスキルは多くの場所で使えます。
そのため、サーバーエンジニアという職種に固執せず、他の職種を考えるのも間違いではないのです。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークシステムの構築や保守・管理などをおこなうエンジニアです。
仕事内容は多岐にわたり、サーバーエンジニアに繋がるものも多くあります。
そのため、ネットワークエンジニアはサーバーエンジニアからジョブチェンジをしやすい職種であるといえます。
データベースエンジニア
データベースエンジニアは主にデータベースの設計や構築などをおこなうエンジニアです。
主にデータベース言語を扱うという共通点があることから、サーバーエンジニアからジョブチェンジをしやすい職種であるといえます。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアとは、システムのセキュリティにかかわる開発やメンテナンスをおこなうエンジニアです。
サーバーエンジニアはサーバーのセキュリティも担当することから、仕事における共通点が多いのが特徴です。
そのため、セキュリティエンジニアもサーバーエンジニアからのジョブチェンジがしやすい職種の一つに数えられるのです。
ITコンサルタント
ITコンサルタントも、サーバーエンジニアからのジョブチェンジがしやすい職種の一つです。
企業の課題を解決するためのシステムの提案から、要件定義や設計などをおこないます。
ITコンサルタントの仕事にも、サーバーエンジニアとしてのスキルを活かすことができます。
そのため、サーバーエンジニアからITコンサルタントにジョブチェンジをするエンジニアも少なくありません。
インフラエンジニア
- データベース
- ネットワーク
- ストレージ
- セキュリティ
など、システム全般のスキルが求められるインフラエンジニアになることも、サーバーエンジニアが歩むことができるキャリアパスの一つです。
サーバーに関して詳しい知識やスキルを持つインフラエンジニアの数は少ないのが現状です。
そのため、サーバーエンジニアの経験を生かしてインフラエンジニアになることで、希少価値の高い人材になることができるのです。
大きくキャリアアップできる可能性を秘めているのが、インフラエンジニアへのキャリアパスの特徴です。
サーバーエンジニアのキャリアパスは多種多様
サーバーエンジニアのキャリアパスは、人によって大きく違います。
将来的にどのようなキャリアを歩んでいきたいかで、選択するべきキャリアパスは変わってきます。
大前提として、自分の納得できるキャリアパスを選択することが重要です。
そして何より、より良いキャリアパスを目指すためにはスキルと実績が必要です。
サーバーエンジニアとしての経験と実績を積み上げ、キャリアパスを考えていきましょう!