AWS案件の気になる単価相場はどのくらい? 2019.10.11
クラウドコンピューティングサービスであるAWSのフリーランスエンジニア案件・求人の単価相場はいったいどのくらいなのでしょうか。
また、AWSのニーズやこれからの案件・求人の動向についてもこの記事では触れていきたいと思います。
AWS案件・求人の単価相場は?
AWSのフリーランスエンジニアであれば、AWSの案件・求人の単価相場は知っておきたいものの1つですよね。
今回は、今やクラウドサービスとして代名詞となっているAWSの案件・求人の単価相場を深く掘り下げて解説していきたいと思います。
実務経験ごとの単価相場一覧
AWSの単価相場を、実務経験年数と併せて見ていきましょう。
- AWS実務経験1年未満
- AWS実務経験1年
- AWS実務経験2年
- AWS実務経験3年
- AWS実務経験4年
- AWS実務経験5年以上
25万円~30万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
30万円~45万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
40万円~55万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
50万円~65万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
55万円~75万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
65万円~85万円(ひと月、週5の常駐案件の単価相場)
以上が、実務経験から見たAWSエンジニアの単価相場です。
1年からでも30万円~45万円と、普通の会社員の月給と比べるとフリーランスのAWSエンジニアは報酬単価が比較的高いことが分かります。
しかし単価が高い分、AWSエンジニアは開発、実装、運用、保守性、などの幅広い知識が必要になるのです。
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AWS案件・求人の数はどのくらい?
報酬単価が比較的高いAWSですが、その案件はどのくらい存在しているのでしょうか?
ここでは、AWSのフリーランス案件・求人数を見ていきたいと思います。
AWSフリーランスエンジニアの案件・求人数は、主要なフリーランスエージェントに公開案件として掲載されているもので336件存在しました。
主要なクラウドサービスになっているとはいえ、まだPHPやJavaの保有案件数には程遠いようです。
AWSの将来性とこれからの動向について
これから先、AWSエンジニアのニーズはどのように変化していくのでしょうか。
AWSは世界各国で幅広く使われているクラウドコンピューティングサービスです。
また、扱われている業界も幅広く多岐にわたるため、今後もニーズは続くと言われています。
AWSは2017年のガートナーレポートでマジック・クアランドのリーダーに選ばれ、認定されています。
こうした実績やAmazonがAWSに投入するリソースから見ても、AWSエンジニアの需要が減少することはまずないと言えるでしょう。
しかし、競合他社にGoogleのCloud Platform、Microsoft Azureなどのクラウドコンピューティングサービスが追従しています。それをも圧倒的な差をつけているのが現状です。
身につけておくべきスキル
AWSエンジニアには、インフラ系、ミドルウェア、アプリ、サービスなどを設計、運用できる知識が必要です。
AWSには、IaaS系、PaaS系など関連性のあるスキルがあります。
たとえば、
- Microsoft Azure IaaS
- Google Cloud Platform
- Alibaba Cloud
- Microsoft Azure PaaS
- Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
- AWS lambda
- Google App Engine
IaaS系では、
PaaS系には、
などがあります。
AWSだけでなく、このような類似したクラウドスキルを所持、利用した経験をクライアントにアピールすると、さらに高単価の案件・求人が受注できる可能性が広がります。
まとめ
AWSは、今や世界各国で扱われているクラウドコンピューティングサービスです。
その利活用される業界・職種はともに幅広く、多岐にわたるので、多くの需要がこれからも安定してあるといえます。
また、まだまだAWSエンジニアは不足しているのが現状ですので、この機会に年収アップも望めるAWSエンジニアとしてのスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。
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