フリーランスが履歴書を書く時に押さえておくべきポイントを解説! 2020.05.28
フリーランスにとって、履歴書を書く機会は少ないです。
しかし、いざ書くという場合には、フリーランスならではのコツがあります。
このページでは、フリーランスが履歴書を書く際のポイントを解説しています。
履歴書の書き方に困っているフリーランスは必見の内容です!
フリーランスが履歴書に書くべき内容
ここからは、フリーランスが履歴書に書くべき内容を解説していきます。
- あなたの基本情報
- 学歴・職歴の要約
- 業務に関する実績
- 取得した資格
- 志望動機
- 自己PR文
フリーランスが履歴書に書くべき内容は、一般的に履歴書への記入を求められるものとさほど変わりません。
しかし、フリーランスが履歴書を書く場合には、業務に関する実績を強調するようにしましょう。
会社の後ろ盾がないフリーランスにとって、武器となるものは自分が積み上げてきた実績と経験です。
そのため、フリーランスは実績を積んでおく必要があるのです。
あなたの基本情報
まず履歴書に書く内容は、あなたの基本情報です。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 連絡先
- 本人証明写真
基本的に記入するのは、属性情報と呼ばれる、あなたに関する基本情報です。
氏名時や住所、連絡先など、特に準備をしなくても記入することはできます。
基本情報の記入で問題が発生することは考え難いでしょう。
学歴・職歴の要約
学歴・職歴の要約では、フリーランスとしてどのような経験を積んできたのかをアピールします。
また、会社に所属していた時期があれば、記入しておくようにしましょう。
面接の際にはその会社を辞めた理由を聞かれる場合もあるため、あらかじめ回答を用意しておくとスムーズです。
業務に関する実績
業務に関する情報は、フリーランスが履歴書を書く際に一番重要なアピールポイントとなります。
フリーランスとしてどんな経験や実績を積んできたのかを、できるだけ詳細に書くようにしましょう。
また、記入する際には履歴書の提出先である企業が欲しいと思うであろう実績を予想し、強調して記入することをおすすめします。
もしアピールした実績が企業に刺されば、ビジネスチャンスはぐっと広がります。
履歴書を書く前に、フリーランスとして自分が積んできた経験と実績を整理しておくと良いでしょう。
取得した資格
取得した資格も、業務実績と同様、自分のスキルを証明する良い手段になります。
主に履歴書に書いてアピールできる資格は8つです。
- Webデザイナー検定
- Webデザイン技能検定
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- ITパスポート試験
- データベーススペシャリスト試験
- プロジェクトマネージャー試験
- 情報セキュリティスペシャリスト試験
フリーランスが履歴書に資格を記入する際には、より専門的な資格を記入することをおすすめします。
提出先の企業のニーズにその資格の分野がマッチしていれば、良い結果を期待できるためです。
資格はいくらあっても良いため、時間がある時に勉強を進めておくと良いでしょう。
志望動機
志望動機は、フリーランスに関係なく、提出先の企業に仕事に対する熱意を伝える場です。
テンプレートなどに縛られず、率直に自分の志望動機を記入することが賢明でしょう。
しかし、先方にマイナスイメージを植え付けてしまうような志望動機はNGです。
あくまでポジティブな志望動機を考え、記入するようにしましょう。
自己PR文
あなたという人物を最大限にアピールできるのが、自己PR文です。
採用担当者は履歴書を見る際に、あなたが即戦力になりうる人材かどうかと、コミュニケーションがしっかりとれる人間かどうかを重視します。
そのため、自己PR文を書く際には、事前に提出先の企業をリサーチしておくと良いでしょう。
社風や企業の求める人物像に寄せて自己PR文を書くと、採用担当者の心証も格段に良くなります。
フリーランスが履歴書を書く時のポイント
ここからは、フリーランスが履歴書を書く時のポイントを解説していきます。
- コミュニケーション能力を最大限にアピールする
- 提出先の即戦力になり得る内容を記入する
- 実績を書く際にはクライアント名を加える
<フリーランスが履歴書を書く際には、いかに採用担当者から見て魅力的に魅せられるかに注意しておく必要があります。
そして、魅力的な人材に見せる方法が上記の3つのポイントなのです。
フリーランスが履歴書を書く際には、これら3つのポイントを意識するようにしましょう。
コミュニケーション能力を最大限にアピールする
どこの企業も、プロジェクトメンバーや他の社員と円滑にコミュニケーションが取れる、コミュニケーション能力の有無を重視します。
コミュニケーション能力は、ビジネスの一丁目一番地であるといえるのです。
そのため、プロジェクトに参加した経験などがあるのであれば、積極的にコミュニケーションをとったことなどを記入し、自分のコミュニケーション能力をアピールできるようにしましょう。
提出先の即戦力になり得る実績を書く
採用担当者は、即戦力を求めています。
そのため、フリーランスが履歴書を書く際には、いかに自分が即戦力になるポテンシャルを持っているかをアピールしましょう。
アピールをしないことには、採用担当者に目に留まることはありません。
誇張のし過ぎは考え物ですが、身の丈を超えない範囲で自分を最大限にアピールすることが、履歴書を成功に導く秘訣なのです。
実績を書く際にはクライアント名を加える
業務に関する実績を書く際に、クライアント名を付け加えておくと、採用担当者に対する良いアピールになります。
クライアント名は、自分の実績を裏付ける証拠になります。
また、企業の規模を見てフリーランスとしての力量を推測することも可能です。
そのため、よほど自分に都合が悪いことがなければ、仕事をしたクライアント名を記入しておくと有利であるといえます。
フリーランスの履歴書はいかに実績をアピールできるかが重要
あまり履歴書を書くことがないフリーランスですが、フリーランスの履歴書は、いかに自分の実績をアピールできるかが重要です。
特にアピールしやすいのが業務に関する実績です。
実績や経験が大きければ大きいほど、採用担当者から見ると魅力的になります。
そのため、実績を持っているフリーランスの人は、物怖じせず、自分の実績を最大限にアピールすることを心がけましょう。