未経験からアプリケーションエンジニアになる方法を徹底解説! 2020.07.14
アプリケーションエンジニアは、未経験でも非常に挑戦しやすい職種です。
自分次第で可能性を広げることができるため、エンジニアとしては是非スキルや経験を積んでおきたいもの。
このページでは、未経験でもアプリケーションエンジニアとして活躍するための方法を徹底解説しています。
エンジニア職は未経験だけど、アプリケーションエンジニアに挑戦したい人は必見の内容です!
未経験からアプリケーションエンジニアを目指す方法
未経験からアプリケーションエンジニアを目指す方法は、主に6つです。
- エンジニアスキルを学べるスクールに通う
- プログラミング言語を習得する
- 未経験者向けの研修制度を整備している会社に転職する
- アプリケーションエンジニアに求められる資格を取得する
- 自分でアプリケーションを作成する
- ITに関する知識のトレンドを押さえる
アプリケーションエンジニアは、未経験でも比較的参入しやすい職種です。
クライアントの案件に参画するだけではなく、自らアプリケーションを作ることで、アプリケーションエンジニアとしての実績を作ることができます。
しかし、未経験とはいっても、参入の方法は様々です。
人によって参入しやすい方法はかわってきます。
そのため、まずは自分がどの切り口からアプリケーションエンジニアに参入することがベストなのかを考えるようにしましょう。
エンジニアスキルを学べるスクールに通う
エンジニアスキルを学べるスクールに通うことは、未経験でもアプリケーションエンジニアとして市場に参入しやすくなるポイントです。
エンジニアスキルを学ぶことができるスクールは、数ヶ月ですべてのカリキュラムを修了することも可能です。
スクールによっては就職支援までついているところも少なくありません。
アプリケーションエンジニアとして必要な知識に加え、実際にプログラミングを使った実務経験を積むこともできるため、ある程度まとまった時間がある場合におすすめです。
プログラミング言語を習得する
プログラミング言語を習得することも、アプリケーションエンジニアになるためには必要絶対条件になります。
アプリケーションエンジニアに求められる言語は、主に10種類あります。
- Swift
- Objective-C
- Kotlin
- JavaScript
- Java
- C言語
- Ruby
- Python
- HTML
- CSS
アプリケーションエンジニアに求められるプログラミング言語は多岐にわたりますが、これらすべてを習得しなければならないというわけではありません。
あくまでクライアントのニーズに沿ってスキルを持ち合わせておくことが重要なのです。
アプリケーションエンジニアが習得するべきプログラミング言語を教えます
プログラミング言語は用途に合わせて習得する
プログラミング言語は闇雲に習得するのではなく、クライアントのニーズや用途に合わせて習得しましょう。
アプリケーションエンジニアの開発するアプリは、主に3種類あります。
スマホアプリの開発では、
- Swift
- Objective-C
- Kotlin
- JavaScript
など、スマホアプリ開発との相性が良いプログラミング言語の習得を求められます。
また、Webアプリの開発案件においては、
- Java
- C言語
- Ruby
- Python
などの習得が必要です。
また、大規模な業務系アプリの開発案件に参画するためには、オブジェクト指向プログラミング言語であるJavaやC言語などの習得を求められます。
クライアントのニーズや開発の種類によって必要なプログラミング言語は変わるため、用途に合わせて参画する案件を探すと良いでしょう。
未経験者向けの研修制度を整備している会社に転職する
未経験でもアプリケーションエンジニアとして活躍するためには、未経験者向けの研修制度を整備している会社に転職することも一つの選択肢です。
募集の数自体は少ないものの、未経験やスキルがなくても応募できる案件はたしかにあります。
そのような募集を出している企業では、未経験者向けの研修制度が充実していることが多いです。
そのため、アプリケーションエンジニアとしての経験を積むのであれば、その第一歩として未経験者向けの研修制度を整備している会社に転職することもおすすめです。
アプリケーションエンジニアに求められる資格を取得する
アプリケーションエンジニアに求められる資格を取得することも、未経験で案件に参画するために重要なポイントとなります。
仮に未経験であったとしても、相応の資格を持っていれば、ある程度の評価を得ることができるのです。
アプリケーションエンジニアに求められる資格は、以下のとおりです。
- 基本情報処理技術者認定試験
- C言語プログラミング能力検定試験
- システムアーキテクト試験
- Android™技術者認定試験
- IT検証技術者認定試験
- JSTQB認定テスト技術者資格
アプリケーションエンジニアは開発における一連の作業を担当するため、様々なスキルを証明する資格を取得することをおすすめします。
一つ持っているだけでもクライアントからの評価は大きくかわってくるため、時間を作って、やりやすいものから資格取得の勉強に取り組むと良いでしょう。
アプリケーションエンジニアとは?仕事内容・スキル・資格を徹底解説!
システムアーキテクト試験合格を目標にする
今後アプリケーションエンジニアとして活動していくのであれば、システムアーキテクト試験に合格することも目標としましょう。
システムアーキテクト試験は、システム開発に必要な技術や知識、コンピューターに関する知識・スキルなどを複合的に証明できる資格です。
アプリケーションエンジニアとしてだけでなく、他のエンジニア職においても通用する資格です。
しかし、システムアーキテクト試験は国家試験ということもあり、難易度は非常に高い傾向にあります。
そのため、受験をする際にはある程度の経験と知識に加え、相応の勉強量が必要となるでしょう。
しかし、エンジニアとして働くのであれば確実に武器になる資格です。
遭いている時間を見つけ、合格に向けた準備を進めることをおすすめします。
自分でアプリケーションを開発する
自分でアプリケーションを開発することも、未経験でもアプリケーションエンジニアとして仕事を貰う方法の一つです。
今の時代、スキルと最低限の環境さえ整っていれば、アプリケーションを開発することは難しくありません。
特にスマホアプリやWebアプリは、個人で開発をしている人も少なくないのです。
そして何より、個人で開発したアプリケーションは、そのまま自分の実績になります。
アプリケーションの出来にもよりますが、少しでも質の良いアプリケーションを個人で開発することで、クライアントにもアプリケーションエンジニアとしてのスキルや力量を証明できるのです。
そのため、未経験だけどアプリケーションエンジニアとして仕事をもらいたいという人は、まず個人でアプリケーションを開発し、ポートフォリオとしてクライアントにアピールできるようにしましょう。
アプリケーションの出来によっては、未経験でも大きな仕事を任せてもらえる可能性も出てきます。
少しでもアプリケーションエンジニアとしての可能性を広げたいという人には、おすすめの方法です。
ITに関する知識のトレンドを押さえる
IT業界に関する知識やトレンドを常に押さえておくことも、アプリケーションエンジニアには必要です。
IT業界は、トレンドやニーズが激しく入れ替わる世界です。
トレンドが変わると、求められるスキルや仕事内容も変わってきます。
そのため、未経験者が仕入れなくてはならない情報は、常に流動的です。
今、この瞬間に求められているトレンドは何なのかを分析し、仕入れることが重要なのです。
ITに関する知識やトレンドを押さえることは、未経験者だけではなく、アプリケーションエンジニア経験者にも通じることです。
未経験からアプリケーションエンジニアを目指すのであれば、常にトレンドを意識して押さえておくようにしましょう。
アプリケーションエンジニアの業務内容
アプリケーションエンジニアの開発するアプリケーションは、大きく分けて3種類に分けられます。
- スマホアプリの開発
- Webアプリの開発
- 業務系アプリの開発
開発するアプリケーションによって、未経験でも参入しやすいかどうかや、求められるスキルも違います。
そのため、自分がどの開発に参画したいのか、どの開発のニーズが高いのかなどをリサーチした上で、未経験からのスキルアップを目指しましょう。
スマホアプリの開発
iOSやAndroid向けのスマホアプリの開発は、アプリケーションエンジニアが多く任される仕事の一つです。
スマートフォンが普及し、どんどん進化を遂げている今、スマホアプリ開発の需要は比例して向上しています。
Webアプリの開発などと比較しても、開発案件の数は多いです。
今後も需要が減ることは考えにくいため、アプリケーションエンジニアとして働くのであれば確実に経験を積んでおきたい開発です。
Webアプリの開発
Webアプリの開発も、アプリケーションエンジニアが任される仕事の一つです。
企業のポータルサイトの構築やショッピングサイト、SNSアプリの開発などが主な案件です。
スマホアプリと違ってインストールの必要がないため、インターネットがあれば世界中で利用できるのが特徴です。
自分が開発したWebアプリを世界中の人に利用してもらえる可能性があるため、非常に魅力的な開発案件であることは間違いありません。
業務系アプリの開発
業務系アプリの開発も、アプリケーションエンジニアが任される開発の一つです。
企業内の業務システムの構築や、企業のパッケージ商品の開発を担当することが、業務系アプリ開発の特徴です。
大規模な開発になる場合が多いため、多くの場合はプロジェクトに所属し、オブジェクト指向プログラミング言語であるJavaやC言語を利用して開発を進めます。
アプリケーションエンジニアとしての専門的なスキルに加え、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルも求められます。
責任も大きい分、やりがいも大きいのが魅力的な開発です。
アプリケーションエンジニアの仕事の流れ
アプリケーションエンジニアは、設計から開発したシステムの運用に至るまで、開発にあたっての一連の作業を全般的に担当します。
アプリケーションエンジニアの仕事の流れは、以下のとおりです。
- アプリケーションの設計
- アプリケーションのプログラミング
- 開発したアプリケーションのテスト
- 開発したアプリケーションのテスト
- アプリケーションを開発した後の運用・メンテナンス
アプリケーションエンジニアが担当する業務は多岐に渡ります。
そのため、未経験者はアプリケーションエンジニアが担当する業務の一連の流れを理解するところから始めましょう。
アプリケーションの設計
アプリケーションエンジニアはまず、開発するアプリケーションの用途や使用、開発方法などの設計をおこないます。
使用するプログラミング言語やアプリケーションの設計方式を設計書にまとめていきます。
アプリケーションの設計の時点で、かかる予算や人数、性能などが決まります。
そのため、アプリケーションエンジニアはこの設計という工程を、注意深く進める必要があるのです。
アプリケーションのプログラミング
アプリケーションエンジニアは、開発するアプリケーションの設計が終了後、実際にプログラミング言語を用いて開発を開始します。
プログラミングをするにあたってアプリケーションエンジニアに求められることは、使用するプログラミング言語に関する知識だけではありません。
プログラミングをするときに使用するツールや、いかにキーボードが早く正確に打てるかなども重要です。
アプリケーションエンジニアの力量で、開発スピードも大きく変わります。
そのため、アプリケーションエンジニアは開発に当たり、多角的なスキルを身に付けておく必要があるのです。
開発したアプリケーションのテスト
開発したアプリケーションのテストも、アプリケーションエンジニアが担当する業務の一つです。
この作業はアプリケーションエンジニアよりテストエンジニアの業務に近いのですが、アプリケーションの開発の場合には、アプリケーションエンジニアが担当することが多いです。
そのため、未経験でアプリケーションエンジニアとして働きたい人は、アプリケーションエンジニアとしてのスキルに加え、テストエンジニアのスキルを並行して身に付けておくと良いでしょう。
アプリケーションを開発した後の運用・メンテナンス
アプリケーションを開発した後の運用・メンテナンスも、アプリケーションエンジニアが担当する業務の一つです。
アプリケーションエンジニアの仕事は、開発したアプリケーションをリリースして終了ではありません。
開発されたシステムについては、開発した人間が一番理解しています。
そのため、アプリ開発においては、開発されたアプリケーションの運用やメンテナンスに至るまで、アプリケーションエンジニアに一任される場合が多いです。
メンテナンスに関しては素早い対応が求められるため、アプリケーションエンジニアの業務の中でも重要な役割を担います。
アプリケーションエンジニアは未経験でも挑戦しやすい
アプリケーションエンジニアは、未経験でも挑戦しやすい職種です。
特にスキルや実績を個人で積むことができれば、初めての案件から、大きな開発を任せてもらえる可能性もあります。
自分次第で可能性を広げていける職種のため、未経験にもおすすめです。
まずはスキルや資格を取得することからはじめ、後はどんどん実績を積むことで、一人前のアプリケーションエンジニアを目指しましょう!
エンジニアの転職には転職エージェントもおすすめ
また未経験でアプリケーションエンジニアに転職するなら、エンジニアに特化した転職サイト・転職エージェントの利用もおすすめです!
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