女性エンジニアって実際どうなの?メリットとデメリットを解説します 2020.07.02
エンジニアという仕事は、女性にこそおすすめしたい職種です。
自分にあった働き方を選ぶことができ、実力次第でどんどんキャリアを積むことができます。
このページでは、女性がエンジニアとして働くべき理由やメリットなどを解説しています。
キャリアアップをしたい、ワークライフバランスを維持した働き方をしたい、エンジニアという仕事に興味がある女性は必見の内容です!
女性がエンジニアになるべき理由
ここからは、女性がエンジニアになるべき理由を解説していきます。
- 仕事に飽きがこない
- 自分の仕事が形になって見える
- クリエイティビティーを発揮できる
- コミュニケーション能力を活かすことができる
- 社内外からの期待に応えられる
女性がエンジニアになるべき理由は、エンジニアという職種の魅力にあります。
エンジニアは女性が少ないものの、女性が働きやすい職種としての魅力があります。
まずは女性にとってのエンジニア職の魅力を確認していきましょう。
仕事に飽きがこない
エンジニア職は、仕事に飽きが来ません。
エンジニアの仕事はものづくりであり、制作するものは案件やクライアントによって変わります。
また、制作を進める段階での仕様変更やクライアントからの要望もあります。
そのため、毎回同じような作業を繰り返すのではなく、毎回違う内容の仕事ができるのです。
いくら仕事をこなしても新しい内容の仕事が出てくるため、向上心の強い女性にはおすすめの職種なのです。
自分の仕事が形になって見える
エンジニアという仕事の魅力は、自分の仕事が形になって見えるという点にあります。
自分が設計したものが製品となり、世の中に出ていきます。
苦労を重ねて作り上げた製品が正常に動いたときの達成感は、他の職種では味わうことができません。
スキルがあれば国家プロジェクトにも携わることができ、多くの国民が自分の作った製品を使っていることを確認できるのも、エンジニアという仕事の魅力なのです。
クリエイティビティーを発揮できる
エンジニアの仕事はものづくりであるため、自分で作った制作物によって社会に新しい価値を与えることができます。
アイディアひとつあれば世の中や人々の生活を変えることができるため、自身のクリエイティビティーを発揮したいという人にはピッタリの職種でしょう。
やりがいの大きさで考えてみても、エンジニアという職種は非常に魅力的です。
コミュニケーション能力を活かすことができる
エンジニアが関わる業界は多岐にわたります。
そのため、エンジニアという仕事を通じてさまざまな人と出会うことができるのです。
さまざまな業界の人とコミュニケーションを取ることができるため、コミュニケーションを取ることが好きだという人には楽しい職場になるでしょう。
また、エンジニアの仕事は国境をも超えます。
そのため、国際的なコミュニケーション能力を養うことができるのも、女性がエンジニアになるうえでの魅力です。
社内外からの期待に応えられる
社内外からの期待に応えられるということも、女性がエンジニアになることをおすすめする理由です。
エンジニアは希少な存在であるため、他の部署から頼られることも多くあります。
寄せられる期待は社内だけにとどまらず、クライアントからも寄せられます。
クライアントの期待に応えられたときの達成感は癖になるもので、それこそがエンジニアの魅力であるともいえます。
社内外から期待を寄せられ、その期待に応えることができるというのは、女性がエンジニアに成るべき大きな理由のひとつなのです。
女性がエンジニアになるメリット
女性がエンジニアになるメリットは、大きく分けて6つあります。
- 男女平等な評価を受けられる
- 時間や場所にとらわれずに働ける
- 職場復帰のハードルが低い
- 体力勝負の仕事がない
- 恋人を見つけやすい
- フリーランスになるリスクが少ない
エンジニアは男性が多いとされる職種ですが、実は女性にこそおすすめしたい職種なのです。
女性だからこそ受けられるメリットは多くあります。
そのため、エンジニアになることを考えている女性は、まず女性がエンジニアになるメリットを知ることから始めましょう。
男女平等な評価を受けられる
男女平等な評価を受けられるということは、女性がエンジニアになる大きなメリットです。
男女平等が叫ばれ、推進されている現状でも、いまだに職場での男女平等が完璧であるとはいえません。
しかし、エンジニアは実力主義の世界です。
そのため、良い意味で女性扱いされることがなく、スキルと実績さえあればどんどん仕事を請け負うことができるのです。
男女平等な評価を受けたい女性は、エンジニアになることを検討してみてはいかがでしょうか。
時間や場所にとらわれずに働ける
時間や場所にとらわれずに働くことができるのも、女性がエンジニアになることで得られるメリットのひとつです。
エンジニアの評価は、勤務態度ではなく制作した成果物によって決まります。
そのため、仕事ができる環境であれば、時間や場所にとらわれることなく働くことができるのです。
エンジニアの評価は良くも悪くも自分次第です。
そのため、仕事ができるのであれば在宅で仕事を請け負うことも可能なのです。
数多くのライフイベントが有る女性にとって、時間や場所にとらわれることがなく働けるのは、大きなメリットであるといえるでしょう。
職場復帰のハードルが低い
エンジニアはスキルさえあれば評価される業界であるため、職場復帰のハードルが低い傾向にあります。
特に産休や育休からの復帰しやすさは、数ある職種の中でも随一です。
そのため、女性でも長く活躍する人が多いのが、エンジニア業界の特徴です。
女性は出産や育児に時間を取られがちですが、エンジニアになってスキルを積めば、家庭と仕事を両立できるのが大きなメリットです。
体力勝負の仕事がない
エンジニアの仕事はデスクワークがほとんどであるため、体力のない女性でも安心して働くことができます。
肉体労働のなさは、「マウスより重いものを持たない」と揶揄されることからもわかります。
仮に力仕事があったとしても、そのときは男性エンジニアに頼んでしまえばOKです。
エンジニアの仕事は肉体労働が少ないため、女性にもおすすめなのです。
恋人を見つけやすい
エンジニアは、まだまだ女性が少ない職種です。
そのため、自分に魅力を持つことができれば、数少ない女性として男性の目に留まることが多いでしょう。
つまり、女性エンジニアは恋人を見つけやすいのです。
仮に職場に良い男性がいなかったとしても、エンジニアには独自のコミュニティが存在します。
そのようなコミュニティに顔を出してみることで、仕事に理解のある魅力的な男性に巡り会えるかも知れません。
他の職種と比較して恋人を見つけやすいという点は、女性がエンジニアになるうえでの大きなメリットです。
フリーランスになるリスクが少ない
女性がエンジニアになるメリットとして、フリーランスになるリスクが少ないというものがあります。
エンジニアはスキルのみで勝負をする世界ですので、スキルさえあれば職場を選ばずに活躍することができます。
そしてそれは、フリーランスになるときもしかり。
エンジニアとしてのスキルさえあれば、フリーランスになっても仕事を任せてくれるクライアントは必ずいます。
仕事がなく、収入がなくなるというリスクは極めて低いです。
また、フリーランスという働き方は、ワークライフバランスを保つことができます。
そのため、女性のフリーランスエンジニアは多くいるのです。
私生活と仕事を両立したい女性からすると、フリーランスになるリスクが少ないという点は、大きなメリットであるといえます。
女性がエンジニアになるデメリット
女性がエンジニアになるメリットは多くありますが、その分デメリットが有ることも事実です。
女性がエンジニアになるデメリットは、大きく分けて4つです。
- 女性エンジニアの数が少ない
- 残業時間が長い傾向にある
- ダイエットができない労働環境
- 家庭と仕事の両立が難しい
エンジニア業界には、まだまだ女性が少ないのが現状です。
これらのデメリットを確認し、自分にとってデメリットなのかどうかをまずチェックしましょう。
これらのデメリットを許容できるのであれば、エンジニアになることをおすすめします。
女性エンジニアの数が少ない
女性エンジニアの数が少ないことは、女性がエンジニアになるうえでデメリットになりやすいポイントです。
女性エンジニアが少ないということは、職場に相談できる同性が少ない可能性があります。
仕事をしていくうえで、女性にしか相談できないような内容もあるかと思います。
しかし、そんな話を相談できる同性のエンジニアが業界全体として少ないのが現状です。
同じ職場に同じような女性がいるかどうかは、精神面の安定にも繋がります。
そのため、女性がエンジニアに成る際には、女性エンジニアの有無を確認しておくと良いでしょう。
残業時間が長い傾向にある
エンジニアは成果物を納品する納期に間に合わせなくてはならないため、場合によっては残業を強いられることがあります。
そしてその残業時間も、エンジニアは長い傾向にあります。
場合によっては徹夜をして成果物を仕上げたり、トラブル対応をしたりすることがあります。
そのため、企業に勤務する場合は、多くの残業を求められるであろうということを頭に入れておきましょう。
その場合は育児などとの両立が難しいため、女性にとってのデメリットになりうるのです。
ダイエットができない労働環境
エンジニアの労働環境は、ダイエットとの相性が非常に悪いです。
エンジニアはほとんど動かずに仕事をするのにも関わらず、感触が多いのが特徴です。
また、残業が多いため、規則正しい生活習慣や食事をすることが難しいのです。
結局コンビニ弁当などで夕食を済ませてしまうと、ダイエットの意識は見る影もなくなります。
エンジニアはその仕事の特性上、ダイエットができない労働環境になるのです。
家庭と仕事の両立が難しい
家庭と仕事の両立が難しいことも、女性がエンジニアになるうえでのデメリットになります。
エンジニアは残業が長いため、仕事を優先すると家庭に労力を割けなくなります。
そのため、家庭と仕事の両立をしたいという女性は、ある程度の経験を積んだらフリーランスに転身することをおすすめします。
フリーランスであれば家庭と仕事を両立することができるようになるため、多くの女性エンジニアがその選択肢を取ります。
将来的にフリーランスになることを考えているのであれば、家庭と仕事の両立が難しいということは一時的なデメリットになるでしょう。
女性エンジニアが長く仕事を続けるためのポイント
仕事を長く続けたいということは、多くの女性が考えることでしょう。
ここからは、女性エンジニアが長く仕事を続けるためのポイントを解説していきます。
- 技術以外のスキルアップを怠らない
- 実績を作ることにこだわる
- 良好な人間関係を構築する
- 在宅でも働ける職場に就職する
- 働き方について会社と相談をする
- 作業の効率化を心がける
女性がエンジニアとして長く働いていくためには、相応の準備や、フリーランスとして働くことを視野に入れておく必要があります。
フリーランスになるためにも必要な準備は存在するため、まずはそれらを用意することから始めましょう。
自分次第で仕事を続けられるのがエンジニアという仕事の魅力です。
ながく働いていくためにも、これから解説するポイントを確認しましょう。
技術以外のスキルアップを怠らない
技術面以外でのスキルアップを怠らないことは、女性がエンジニアとして長く働くために必要なポイントです。
エンジニアには、技術はもちろん、コミュニケーション能力やマネジメント能力も求められます。
それらのスキルを体系的に磨いていくことで、長く企業に必要とされるエンジニアになることができるのです。
特に女性にとって、技術面以外のスキルアップは必須です。
育休や産休から職場復帰をするときに堂々と復帰できるようなスキルを身に着けておくことが求められます。
そのため、エンジニアとして長く働きたい女性は、エンジニアとしての技術以外のスキルアップを怠らないようにしましょう。
実績を作ることにこだわる
エンジニアは実力主義の世界であるため、とにかくエンジニアとしての実績を作ることにこだわりましょう。
エンジニアは、実績とスキルがあれば職場を選ばずにはたらくことができます。
結果として自分の働きやすい職場に就職することができるため、女性がエンジニアとして長く働くのであれば、エンジニアとしてのスキルや実績を持つことが重要なのです。
良好な人間関係を構築する
職場において良好な人間関係を構築することも、女性がエンジニアとして長く働く上で重要なポイントです。
人間関係は、仕事をすすめる上で重要な要素となります。
出産や育児などで職場を離れる可能性のある女性にとって、職場復帰しやすい環境を自分で整えておくことが重要です。
職場からの理解を得られていれば、職場復帰もしやすくなります。
そのため、普段から職場において良い人間関係を構築しておくことは、女性がエンジニアとして長く働くための重要なポイントなのです。
在宅でも働ける職場に就職する
一度職場を離れることも想定して、在宅でも働ける職場に就職することも考えておきましょう。
在宅であれば、育児などと両立して仕事をすることも可能になります。
そのため、育児などと仕事を両立したい、バリバリ働きたいという女性には、在宅勤務ができる職場に就職することをおすすめします。
在宅勤務が可能かどうかは、入社前に確認することができます。
在宅ができる会社に在籍していれば、将来的に働き方の選択肢を増やすことができます。
そのため、女性がエンジニアとして長く働いていきたいのであれば、在宅でも働ける職場に就職することがおすすめなのです。
働き方について会社と相談をする
働き方についてあらかじめ会社と相談しておくことも、女性がエンジニアとして長く働いていくためには重要なポイントです。
会社に相談をすることで、場合によっては残業の少ない案件を回してもらったり、就業時間を変えてもらったりすることができます。
結果として、自分の働きやすい環境を整えることができるのです。
急に相談しても実現することは難しいですが、普段から積極的に上司とコミュニケーションをとることで、多少込み入った話であっても相談することができます。
そのため、普段から良い人間関係を構築することを意識し、時が来たら働き方について会社に相談するようにしましょう。
作業の効率化を心がける
作業の効率化を心がけることも、女性がエンジニアとして長く働いていくために必要なポイントです。
作業をできる限り効率化することで、少ない時間で仕事を終えることができます。
エンジニア職は成果物を納品することが求められるため、勤務時間は関係ありません。
そのため、できるだけ少ない時間で仕事を終えることが、ワークライフバランスの維持に直結するのです。
仕事をするにあたっての負担が減ることになるため、女性がエンジニアとして長く働くのであれば、業務の効率は必要不可欠なのです。
現在女性エンジニアは引っ張りだこ
現在、女性のエンジニアは業界でも引っ張りだこです。
日本全体としてエンジニアの人口が少ないこともあり、女性エンジニアでも長く働きやすい環境を整える企業が増えています。
そのため、エンジニアに成ることを考えている女性にとっては今この瞬間が転身の好機です。
女性エンジニアが求められている今から経験を積むことで、エンジニアが増えてきた頃に他のエンジニアとの差別化を図ることができるでしょう。
その差別化が働きやすさにも直結するため、エンジニアになることを考えている女性は今から動いていくことをおすすめします。
今こそ女性エンジニアとして活躍しよう!
女性エンジニアは、自分次第で自分に合った働き方を実現することができます。
実力主義のエンジニアという仕事において、女性であることに負い目を感じる必要はありません。
そのため、長く働いていきたい、どんどんキャリアを積んでいきたいという女性には、エンジニアという仕事がおすすめなのです。
キャリアを積みたい女性の皆さんは、エンジニアとしてのスキルをどんどん積んでいきましょう!